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ビジュアルの記録が変わる、ビジネスが変わる!フォトグラメトリサービスの可能性を探る

2023.04.26

#3DCG
ビジュアルの記録が変わる、ビジネスが変わる!フォトグラメトリサービスの可能性を探る

手作りの1点品や建物、古い製品など図面やCADがないものを3D化するフォトグラメトリという技術をご存知でしょうか?
被写体を様々なアングルから撮影し、コンピュータで画像解析して3DCGモデルを作成するという手法です。この技術を使って様々な応用展開が可能です。

 

 

フォトグラメトリの特徴

 

1. デジタルアーカイブ化:文化財や建物、芸術作品の保存また修復時の参考に使用できる

2. サイトなどでの活用:360°様々な角度で商品のディテールを確認できる

3. VRやメタバースでの活用:実際に手に触れることができないものなどもバーチャル上で動かすことが可能

4. 教育ツールとしての活用:細かな形状についての知識習得や説明の際の使用

5. シミュレーションでの活用:危険予知のトレーニングや保守を現場にいかなくとも再現することが可能

6. ARでの再現:ものをわざわざものを持ち歩かなくとも設置イメージやサイズ感が再現可能

7. NFTでの活用:作品などを材質や色をかえて販売、クラファンのリターンとしての利用

 

 

だんじりややぐらをご制作されている株式会社木彫前田工房様にご協力いただき、木彫りの風合いをリアルに表現するため出張撮影、3DCG化させていただきました。

現在木彫前田工房の前田明彦様は、だんじりの木彫りで培った技術を生かした商品の開発をオランダ人デザイナーキャロル・バーイングスさんと共に進められています。繊細な日本の伝統技術と最先端のデザインとの融合は新しい未来のカタチとなるでしょう。

今回フォトグラメトリ化した木彫りの商品は講演会や展示会場など様々な場面での活用をご予定されています。リアルな3Dデータ化することわざわざ現物を持ち歩かなくても、プレゼンできると大変喜んでいただきました。

 

 

フォトグラメトリ化には反射の強いものなど苦手とするものがございますが、形状・質感・大きさに合わせてあらゆる方法で表現することも可能なので、何を目的とするかに合わせて方法を選択することが重要となります。

また目的や効果、使用するプラットフォームの開発やデザインも含めてご対応可能ですので是非お気軽にご相談ください。

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