CGの可能性が広がるNeRF（ナーフ）がもたらす新たなビジュアルエクスペリエンス

ナーフで手軽に3DCGによるVRを体感!

複数のアングルで撮影された画像や、映像データから、AIを活用して3Dシーンを生成する「NeRF」（ナーフ）という手法が注目されているのはご存知でしょうか。最近では某ハンバーガーチェーン店がNeRFを使ったCMを打ち出し話題となりました。チャットGTPを業務に取り入れる企業も増える中、AIの活用はこれからの時代に切り離せないものになるでしょう。

実際にNeRFを撮ってみました!

このNeRFを使った技術で弊社のエンントランス空間を実験的に撮影しました。撮影時間は15分程度で多少精度は荒いですが、面白い動画が期待できる点からSNS等での活用に利用できるのではと考えています。また自由にアングルを調整できる点など単なる撮影動画でもなくCGでもない新しい表現方法として期待できます。

ただ、まだまだシーン生成の精度の粗さや使い所の難しさがあるのも事実です。歴史の浅い技術であり急速に進歩している技術の一つですので、近い将来この技術を採用した動画やCGが普及していくことも考えられます。また今までの360°撮影のVRやフォトグラメトリとは全く違うアプローチの手段なので、今後はこの特徴を活かして親和性の高いアートを題材にした撮影を計画しております。