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MEET CULTURE in OSAKA 2025 — イベントレポート
2025年11月29日(土)・30日(日)、大阪港・SEASIDE STUDIO CASO にて開催された 「MEET CULTURE in OSAKA 2025」 は、昨年の初開催からさらに規模と内容を拡大し、今年も**多彩な表現が集うアートフェスティバルとして大盛況のうちに幕を閉じました。ご来場いただいたすべての皆さま、出展作家の皆さま、そして関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。本イベントは、CASOアート特区プロジェクトと有限会社サンクラールが主催し、印刷現場ならではの技術とアーティストの創造力が融合した現代アートの祭典として開催されました。関西を中心に活動するキュレーターやディレクターがセレクトした 80名以上のクリエイター が出展し、絵画やイラスト、写真、立体、ソフビ、アートブックなど、多岐にわたるジャンルの作品が会場の大空間を彩りました。


会場では、アート作品の展示だけでなく、出展作家同士の対話、来場者と作家を繋ぐコミュニケーションが随所で見られ、熱量あふれる空気が2日間を通して会場全体を包み込みました。特に今年は、大阪・関西万博で展示された「アート招き猫プロジェクト」 の作品約60体が再集結し、多くの来場者の注目を集めました。これらの作品は、万博での展示から帰還した縁起物として、イベントの象徴的な存在となりました。
また、会場エントランスには「アートビリケン」フォトスポットも設置され、SNSなどを通じて多くの来場者が撮影を楽しむ場面が見られるなど、アート体験と参加型のコンテンツが融合したイベントとして高い評価を受けました。


















本年の出演アーティストは絵画、イラスト、ソフビ、写真、アートブックなど多彩で、関西の現代アートシーンを牽引する作家たちが勢揃いしました。代表的な出展者には以下のような方々が名を連ねました:紀光/有柚まさき/ants/Satomi Imura/岩佐浩明/岩本紀羽/上田バロン/ウラタスパンコール/emma(絵馬)/えりつぃん/岡田将充(OMD)/Kaz Oomori/オクノブユキ/ALICE OZAWA (.A)/尾も白い(尾花大輔・白澤真生)/かなまる。/河田潤一/キツネツキ/こうす系/コージー・トマト/小瀬古智之/小瀬古やふぁ/後藤芳貴/Sayaka Kondo/坂口拓/ryosawai/宍戸克成/simo/Juicy/しゅんき/SHIRACO WORLD/SilSil/THRREE/千道/sota/高田雄平/タカハシユリ/高本洋志/滝本章雄/谷正輝/TURBO/玉住聖/玉置哲也/地域似顔絵師yana/辻 孝文/辻野清和/tsumuji/亭島和洋/てりィ’S Factory/TOUMA/豊島舞/10rc0/中島尚志/ナカジマユウコ/masaki nakamura/Natsumi/ネルノダイスキ/823 hatsumi/ハブチユウスケ/HARUTO/hitch/藤野ゆきこ/振本聖一/ふるやみか/ポピー中土井/前田茉里/正井 真梨奈/マシュキン/増澤香乃/松野和貴/まるゐ/marco/ミゾバタサキ/ミヤザキコウヘイ/ムネアツシ/元てらひら/ヤマカワユウジ/山口留美惠/山本神恵/YANG YANG/YUHEI/SYURI YOSHIDA/YOHEYY/Living Ops./Rim/ロケット・ジャック/わにぶちみき
各作家のブースには原画作品やオリジナル制作物が並び、訪れた来場者は作品の前でじっくりと鑑賞し語らう姿が印象的でした。立体作品のディテールを間近に観察したり、アートブックを手に取ってページをめくる音が会場に広がるなど、来場者の五感を刺激する展示体験となりました。
つながるカルチャー、そしてこれから
本イベントは単なる展示会にとどまらず、アーティスト同士・作家と来場者・企業とクリエイターを結ぶ「つながる場」としての役割も果たしました。会場内の様々なコミュニケーションや交流が、新たな創作のきっかけとなり、今後のアートシーンに向けた可能性を感じさせるものとなりました。今回の盛況を踏まえ、MEET CULTUREは今後もさらなるブラッシュアップを重ね、関西を代表するアートイベントとして成長していきます。
CASOアート特区プロジェクトでは、このような全館使用の大型アートイベントの開催をはじめ、多様なカルチャーの表現が交差する創造の場をこれからも提供してまいります。
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